東証株価指数(TOPIX)とは、基準日となっている1968年1月4日の時価総額(全上場株をある日の終値で評価したものの合計額)を100とした株価指数のことです。
東証第1部全銘柄の時価総額を基準日の時価総額で割って算出し、東京証券取引所が毎日発表していることから、相場の実態を正確に反映しているとされています。株式市場全体の動向を表すため、機関投資家が自らの運用成果と比較する指標として用いるケースが多く見られます。
TOPIXを対象とした取引に先物取引とオプション取引があります。
【同義語】 TOPIX
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ヨーロッパ人がアジアや南北アメリカなどへの進出を始めた大航海時代、1602年にオランダで設立された「東インド会社」が株式会社の発祥とされています。
株式を発行して投資家から巨額の資金を集め、海外貿易や鉱山の開発、農場経営などを行なっていました。それまでにもヨーロッパでは希少価値であった香辛料等や金銀の貿易をするために一航海ごとに出資者を募集して、成功すれば得られた巨大な利益を分配するハイリスク・ハイリターンのシステムはありました。
しかし、会社という組織自体への出資者を集めて投資リスクの分散化を図り、近代的な簿記会計制度や取締役制度を整えて組織運営を行なったのは東インド会社が初めてだったのです。
その株式に当たる出資証明書は株主の権利とともに資産家の間で自由に売買されるようになり、出資者と事業運営者を明確に分離してその出資証券を流通させるという現在の証券取引の原形となりました。 |
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