日経レバレッジ指数は日経平均株価の日々の変動率を2倍にした指数です。日経平均が5%上昇した日のレバレッジ指数は10%上昇し、日経平均が5%下落した日は10%下落します。
株式市場全体の上昇を上回る運用成績を狙う投資戦略を取った場合の収益を指数にしたもので、目先は相場が上がると判断した際に参考になるプル(強気)型の指数です。海外では株価指数の3倍以上の値動きを表す指数もあります。
日経レバレッジ指数と日経インバース指数は正反対の性質を持ちますが、この2つと対照的なのが日経リスクコントロール指数で、値動きは日経平均より小さくなります。
(2011年6月4日日本経済新聞記事より引用)
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ヨーロッパ人がアジアや南北アメリカなどへの進出を始めた大航海時代、1602年にオランダで設立された「東インド会社」が株式会社の発祥とされています。
株式を発行して投資家から巨額の資金を集め、海外貿易や鉱山の開発、農場経営などを行なっていました。それまでにもヨーロッパでは希少価値であった香辛料等や金銀の貿易をするために一航海ごとに出資者を募集して、成功すれば得られた巨大な利益を分配するハイリスク・ハイリターンのシステムはありました。
しかし、会社という組織自体への出資者を集めて投資リスクの分散化を図り、近代的な簿記会計制度や取締役制度を整えて組織運営を行なったのは東インド会社が初めてだったのです。
その株式に当たる出資証明書は株主の権利とともに資産家の間で自由に売買されるようになり、出資者と事業運営者を明確に分離してその出資証券を流通させるという現在の証券取引の原形となりました。 |
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