インターバンク市場とは、金融機関の間で行われる外国為替取引市場のことです。ロンドン市場、ニューヨーク市場、東京市場などの主要市場があり、24時間取引が行われていますますが、証券市場のように取引所が実在しているわけではなく、売買を行う金融機関や証券会社同士が、電話やコンピュータなどの通信インフラを用いて相対取引を行います。
取引方法には、相手を直接に呼び出すダイレクトディーリングのほか、為替ブローカーを経由することもあります。インターバンク市場で取引されるレートが、一般に知られる為替のレートであって、この為替レートがFX取引の基準となっています。
FX取引会社はこの為替レートをもとに一般の投資家にFX取引を提供しているわけですが、提示している価格は会社によってさまざまです。 |
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ヨーロッパ人がアジアや南北アメリカなどへの進出を始めた大航海時代、1602年にオランダで設立された「東インド会社」が株式会社の発祥とされています。
株式を発行して投資家から巨額の資金を集め、海外貿易や鉱山の開発、農場経営などを行なっていました。それまでにもヨーロッパでは希少価値であった香辛料等や金銀の貿易をするために一航海ごとに出資者を募集して、成功すれば得られた巨大な利益を分配するハイリスク・ハイリターンのシステムはありました。
しかし、会社という組織自体への出資者を集めて投資リスクの分散化を図り、近代的な簿記会計制度や取締役制度を整えて組織運営を行なったのは東インド会社が初めてだったのです。
その株式に当たる出資証明書は株主の権利とともに資産家の間で自由に売買されるようになり、出資者と事業運営者を明確に分離してその出資証券を流通させるという現在の証券取引の原形となりました。 |
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